そこのあなた、ネットで手に入れた情報を簡単に信じちゃいけませんよ!
はい、ネットのブログで色々書いてる私が言うのもなんですが、ネットの情報を簡単に信じてはいけません。
ネットの世界は気軽に誰でも匿名で情報を書き込めるので、正しい情報もありますがそれ以上にウソ、誤り、不正確な情報もたくさん溢れています。
数年前にあるサーキットのライセンス講習に出席した時に講師の方が次のように注意喚起をしておられました。
「最近はネットで気軽に情報を手に入れられるせいで、誤った情報を信じてしまいトラブルを起こしてしまう方が多いんです。みなさんはネットの情報には気を付けてください」
はぁ、コワイですねぇ~…そんな人に巻き込まれてケガをしたくはありません。
サーキットで多いという事は公道でもそれなりにあるんじゃないでしょうか、統計がないからわからないだけで…
実際私もネットでいい加減な情報をたくさん見てきました。
騙されても比較的害の少ないものから危険性の高いものまで誤情報の内容も様々ですが、ネットの情報を鵜呑みにして事故を起こしても、それは全部騙された人の責任です。
そこはしっかり肝に銘じましょう。
私の個人的な意見ではありますが、情報の収集は基本は出版された書籍から行い、ネットの情報は補助として利用すべきだと思います。
そうすれば自分の知識の質と量が充実するし、ネットの怪しげな情報に騙される事も少なくなります。
じゃあ、ネットの情報は全て信用に値しないのか?
そんなことはありません。
例えばネット上でも社会的信用の高い大学や研究組織の研究者が署名入りで執筆した文章も載っています。これは信用しても全く問題ありません。
もっともそういう出自の文章は読むのに根気がいるし、すぐに役に立つものでもないですけどね。
企業のWEBサイトに掲載してある情報というのも信用できます。
バイクで言うと例えば、ホンダ等のバイクメーカー、ブリヂストンやダンロップ等のタイヤメーカー、DIDや江沼チヱン等のチェーンメーカー、KTC等の工具メーカーその他ですね。
企業のサイトは自社商品の宣伝という性格がありますが、その製品分野に関わる基本的な説明も書かれています。
大体その製造分野を代表する大手メーカーのサイトが充実している印象があります。
隅々まで読んで見ると意外な有益な情報が手に入る事もあります。
※すべての企業の情報が信用できるといっているわけではありません。
普通の人が個人的に発信した情報…私のブログも含まれてしまいますが言うまでもなく怪しいです(笑)
完全匿名の人から顔や本名を明かしている人までいますが、情報の質はまさに玉石混交で有益な情報からとんでもないニセ情報までいろいろです。
自分自身にある程度経験や知識があれば文章の内容から「わかる人が真面目に書いた情報」なのか「ド素人が適当に書いた情報」なのか(全てではなくても)けっこう判別できるようになりますが、読み手が初心者だと見分けるのは無理でしょう。
私が今後書く記事についてはなるべく出典や典拠を明らかにしていきたいと思います。
また、コメントでの批判や指摘も受け付けていますのでよろしくお願いいたします。
※受け付けてるけど必ず答えるわけでも掲載するわけでもありません(笑)、そこは予めご了承ください。