ホンダ「CB250R」を10倍たのしむブログ

ホンダのCB250Rを中心に、バイクに乗る事触る事の楽しさをたくさんのライダー諸氏と共有するためのブログです。ライディング、カスタム、整備、検証など私が出来ること知っている事は何でも公開していくつもりです。

よくわかる!バイクのスロットル(アクセル)グリップの遊び調整

スロットル(アクセル)グリップの遊び調整の方法です。

 

スロットル(アクセル)グリップの遊びには適正な範囲があり、数値はバイクの取扱説明書(またはサービスマニュアル)に記載されています。

調整方法は微調整主調整があります。

先に微調整を行い、それでも足りなければ主調整を行います。

 

スロットルの遊びは、調整ネジが緩んだりスロットルワイヤーが伸びることで狂いが生じます。

また、遊びがマニュアル上の適正な範囲であっても、自分の好みには合わないこともあります。

そのような場合は調整機能を使って合わせる必要があります。

今回は例としてCB250Rを使用します。

 

【目次】

 

スロットルグリップに遊びが必要な理由

スロットルグリップの遊びの理由は2つあります。

 

(1)スロットルケーブルの配線に問題があると、ハンドルを切った時にケーブルが突っ張って、勝手にスロットルが回ってしまうことがあります。

そうなるとカーブやUターン中に勝手にバイクが加速してしまうので危険です。

予めスロットルに遊びを持たせておくことで、ケーブルの突っ張りによる事故を防ぎます。

ケーブルの配線が正常であれば、通常は遊びを0にしてもスロットルが勝手に回ることはありません。

 

(2)スロットルグリップを回し始めると同時にバイクが加速すると、慣れないライダーは緊張してしまうことがあります。

スロットル操作→加速開始の間にタイムラグを作ることで急な加速を防止します。

ただし、スポーツ走行においては余計なタイムラグなしで加速してほしい場合もあります。

そのような場合は、敢えて遊びを0に調整することもあります。

 

スロットルの遊びの確認方法

最初にバイクの取扱説明書を読んで遊びの適正値を調べます。

次にバイクのスロットルの遊びの量を確認します。

 

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↑ スロットルグリップにテープを張って、定規を当ててグリップを遊ぶ範囲で回します。

画像の例では、スロットルの遊びは約3mmでした。

CB250Rの取扱説明書によると、適正な値は2~6mmなので適正値内に収まっています。

ここで、遊び量が適正値から外れていた場合は調整が必要となります。

 

スロットルの遊びの調整方法

スロットルの遊びは、まず微調整側で行います。

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↑ 微調整はスロットルケーブルの付け根にあります。

大抵画像のようなゴム製のカバーがあるので手で引っ張ってずらします。

 

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↑ カバーをずらすと、調整用のアジャスターとロックナットが出てくるので、オープンレンチを使って回します。

まず、ロックナットを緩めて、次にアジャスターを回すことでスロットルの遊び量が変わります。

ちなみに画像の位置は遊びが最も大きい位置です。

※CB250Rの場合は、8mmと10mmのオープンレンチが必要です。

 

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↑ アジャスターを回すと根本のネジの部分が長くなったり短くなったりします。

ネジの部分が長くなる方へ回すと、アクセルの遊びが小さくなります。

逆に短くなる方へ回すと、アクセルの遊びが大きくなります。

アジャスターの位置が決まったら、ロックナットをしっかり締めてカバーを戻しましょう。

最後にエンジンをかけてアイドリング状態でハンドルを左右に目一杯切り、そこで回転数が勝手に上がらないか確認します。

ハンドルを切って回転数が上がるようなら、ケーブルの配線に問題(突っ張り)があるか、遊び量不足なので再調整です。

 

微調整で遊びが適正値にならない場合は、主調整を行う必要があります。

 

 

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↑ 主調整はスロットルボディ側にあります。

スロットルボディの位置はエンジン上部付近となりますので、大抵の車種でタンク等を外す必要があります。

CB250Rの場合は、タンクを外すと(浮かせると)画像の位置にありました。

 

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↑ 拡大するとこのようになっている。

こちらもオープンレンチを使ってロックナットを緩める→アジャスターを回すことで遊び量が調整できます。

アジャスターの位置が決まったらロックナットをしっかり締めましょう。

こちらも、最後にアイドリング状態でハンドルを切って回転数の確認を行ってください。

 

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