「CB250R」のリアのブレーキパッドを純正品からデイトナの赤パッドに交換したのでインプレしたいと思います。
テスト環境は、8の字と回転の練習で、天気は晴れでした。
↑ デイトナ製「赤パッド」¥4,000 セミメタル系のストリート向けパッド。
セミメタルというのは、金属粉を主成分として樹脂で固めたものでレジンパッドの一種。
高温には弱いのでガンガンスポーツ走行する場合はフェードによる効きの低下に注意しよう。
【制動力】
純正より弱いです。
【コントロール性】
純正より優れています。
【タッチ】
タッチはだいぶ柔らかめです。ペダルを踏み込んでもフニャッとした感触なので最初は「あれ?エアを噛んだか?」と思いました。
しかしエアを噛むようなことはしていないし、コントロールは出来るのでこれが正常なんでしょう。
【耐久性】
1時間弱の練習で0.2mm減りました。
もちろん普通に公道を走った場合はこんなに早く減る事はない。
耐久性はあまり良くないようだが、その分ディスクローターへの攻撃性は低いのかな?
レジンパッドらしい特性だと思います。
【結論】
純正品と比較すると制動力を落として、その分コントロール性を得たという印象。
この特性はリアブレーキをフロントの補助として使うなら正解だと思います。
実際にコーナリング中でもリアブレーキの効き具合を自在にコントロールしやすいので好印象です。
雨の日にも良さそうで、ついリアブレーキを強く踏み過ぎてロックさせてしまうことも少なくなりそうです。
逆にリアブレーキ主体で減速を行う方には向いていないでしょう。
フニャっとした感触は好みもありますが、慣れれば気にならなくなると思います。
個人的には純正パッドよりも赤パッドの方が好み。
純正パッド¥5,250に対して赤パッドは¥4,000なので価格的にも手ごろですね。
まぁ、耐久性を考えれば純正パッドの方が安いのかもしれないけれど。