ホンダ「CB250R」のバッテリーの点検整備の方法を説明します。
このバイクはマス(質量、重量)の集中化のため重量物であるバッテリーが燃料タンク前方の真下に配置されいます。
一般的な配置ではないため、バッテリーの取り外し作業がちょっと面倒です…
必要な工具
・プラスドライバー(2番)
・ロングタイプの六角棒レンチ(5mm)
・バッテリーテスター
・バッテリー充電器(自分で充電する場合)
バッテリー点検の作業手順
テールランプの下のキーシリンダーを回すとリアシートのロックが外れます。
リアシートを外すとメインシートを固定しているボルトが二つ現れます。このボルトを外してメインシートを取り外してください。
メインシートを外したところです。
メインシートを外すと、次にタンクカバーの固定ボルトが二つ出てくるので外します。
上の画像のボルトを5mmの六角棒レンチで外します。
次はタンクカバー前面の固定ボルトです。
ここのボルトはハンドルを切るとアクセスできます。こちらは右側ですが左側の同じ位置にもありますので外します。
バイク側面です。ここのボルトも左右両側にあるので両方外します。
外すべきボルトは全て外したので、黄色い〇の部分を手で掴んで手前に引きます。
すると裏側にあるグロメットが外れてカバーが浮きます。反対側にもあるので同じように外して浮かせてください。
タンク後方のメインシートを外したところです、黄色い〇の部分を手で掴んで上に持ち上げてカバーを浮かせた状態にします。青い〇の部分はグロメットになっているので、取り付ける時は突起に穴をはめるようにしてください。
赤いタンクカバーの側面です。黄色い〇の部分を掴んで手前に引っ張りならが上に持ち上げて外します。
シルバーのシュラウドがちょっと邪魔ですが、なるべくぶつからないように気を付けましょう。
ちなみに画像はバイク右側ですが、左側から外した方がやりやすいです。
ホンダ「CB250R」整備編 バッテリーの点検整備(後編)に続く。